軽井沢のハイキングコース。旧碓氷峠遊覧歩道のルートやマップを紹介!

軽井沢といえば買い物やグルメの情報はたくさんあるけど、自然を思い切り感じられるハイキングに行きたいときに、調べてみてもくわしい情報がないという方もいるのではないでしょうか。

せっかく軽井沢に行くなら観光だけでなく、四季を感じられるハイキングも楽しみたいですよね。

 

そこで今回は軽井沢の中でも観光の中心地、旧軽井沢銀座からスタートするおすすめハイキングコースを紹介したいと思います。

今回紹介するルートなら、ハイキングと旧軽井沢銀座の両方を一日で楽しむことも可能ですよ。

 

ぜひすばらしい景色の中で、軽井沢の自然を満喫してきてくださいね。

 

軽井沢のハイキングコースのおすすめは?

軽井沢周辺には自然を感じることのできるハイキングコースがいろいろあります。

それらの中でもおすすめなのは、旧軽井沢銀座から出発して旧碓氷峠遊覧歩道を歩き、見晴台まで行くルートです。

 

スタート地点をどこからにするかにもよってかわりますが、一番距離の長い旧軽井沢銀座商店街の入口にある旧軽井沢バス停から出発したとしても、歩く距離は4キロ位、時間は1時間30分〜2時間と手軽に楽しめます。

江戸時代には五街道のひとつ中山道の本道として数多くの旅人が越えただけあって、ハイキングコースのゴール付近には史跡や茶店などが残っていて当時の歴史を感じられます。

 

また頂上にある見晴台はもちろん、道中も山々に囲まれた絶景を見渡すことができ、新緑や紅葉も存分に味わうことのできるコースです。

それでは旧軽井沢から見晴台へ行く旧碓氷峠遊覧歩道のハイキングルートを紹介していきたいと思います。

 

旧碓氷峠遊覧歩道を紹介!

旧軽井沢銀座から見晴台の展望台を目指す旧碓氷峠遊覧歩道は片道約4km、1時間ほどの道のりです。

ルートの道中には四季折々の自然の景色や、歩きながらみられる山々など見どころがたっぷりです。

 

スタート地点となる二手橋そばの遊歩道入口から前半は別荘地の中を歩く平たんな道ですが、後半は少し登りがきつくなる未舗装の道になります。

とはいっても標識もそろっている整備された遊歩道なので、危険な場所はありません。

 

4月下旬から11月下旬までは旧軽井沢と見晴台を結ぶバスが運行しているので、行きをハイキングで登り、帰りはバスで帰ってくるのも手軽に見晴台を楽しめるのでおすすめです。

 

ハイキングのスタートは二手橋(にてばし)から!

旧軽井沢銀座を通り抜けると矢ヶ崎川にかかる二手橋があります。

二手橋は軽井沢が中山道の宿場町として栄えた江戸時代に、旅人同士が別れを惜しんで二手に別れたことから名付けられたといわれる歴史を感じられる場所です。

そのまま道路を進むと右側に遊覧歩道の入口が見えてくるので、そこからいよいよ旧碓氷峠遊覧歩道に入ります。

 

旧碓氷峠遊覧歩道へ!

遊歩道に入るとまずは沢に沿ったゆるやかな斜度の登り道になります。

春にはコブシや山桜などの新緑、秋には紅葉を楽しみながら歩け、野鳥との出会いもある自然を満喫できる道です。

 

遊歩道の脇に別荘を見ながら15分ほど歩くと木の吊り橋があらわれます。

この吊り橋は思ったよりゆれるので迫力満点です。

 

吊り橋を渡ったあとは、山肌を縫うようにして登り、三度山林道を歩道橋でわたると、なだらかな登り道になります。

しばらく歩いて車道に出ると旧碓氷峠遊覧歩道のゴールです。

 

碓氷峠見晴台からの絶景!

旧碓氷峠遊覧歩道のゴール地点の車道に出たところから右に曲がり、もう少し登ると旧碓氷峠見晴台です。

長野県と群馬県の県境に位置し、県境であることを表す標識は記念撮影スポットになっています。

 

南アルプスや八ヶ岳、妙義山や浅間山などいろいろな方角の山々を眺望でき、パノラマで楽しめます。

四季折々の自然な景色を楽しむとハイキングの疲れも忘れてしまうほどです。

 

熊野皇大神社へ!

ハイキングのゴール地点には見晴台のほかにもいくつか観光スポットがあります。

見晴台と同様に長野県と群馬県にまたがって建っている神社もおすすめ観光スポットのひとつです。

 

境内の中心を県境のラインが通っていて、長野県側が「熊野皇大神社」、群馬県側が「熊野神社」とよばれ、お賽銭箱も鈴もそれぞれ2県分ならんでいるという面白い光景をみられます。

境内の奥には樹齢1000余年といわれる御神木「しなの木」があり、開運や縁結びにご利益があるといわれているパワースポットです。

 

元祖 力餅 しげの屋で休憩を!

熊野皇大神社をお参りしたあとは、神社の向かいの老舗甘味処「元祖 力餅 しげの屋」で名物の力餅を食べて一休み。

江戸時代創業の300年以上の歴史のあるお店で、当時の中山道を往来する旅人も食べた名物の力餅は、あんこやくるみ、きなこなど5種類の味を楽しめます。

 

テラス席から一望できる絶景をみながら力餅を楽しめば、登り道の苦労もふっとんでしまいます。

甘味だけではなく、信州そばや上州うどんもいただけ、食事も楽しめるのもうれしいですね。

 

帰りは赤バスがおすすめ!

ハイキングで歩き疲れたら帰りは赤バスでのんびりと帰るのがおすすめです。

赤バスは旧軽井沢と軽井沢を結ぶ路線バスで、4月下旬から11月下旬まで期間限定で運行しています。

 

見晴台から旧軽井沢銀座の観光協会前まで約20分ほどかけてゆっくり走るバスで、料金は片道500円です。

静かな軽井沢の森の中をゆっくり走るので、豊かな自然の景色を満喫できますよ。

 

旧軽井沢銀座だけでなく万平ホテルや、時間によっては東急ハーヴェストクラブまで行く便もあるので、運行ルートや時刻表は公式ページで確認してみてくださいね。

赤バスの運行ルートや時刻表を確認する

 

まとめ

今回は軽井沢でハイキングを楽しみたい方に向けて、おすすめのコースを紹介してきました。

ハイキングコースを登りながら感じられる自然はもちろん、ゴール地点の見晴台からの雄大な景色は本当にすばらしくぜひ体験してもらいたいと思います。

 

今回紹介した旧碓氷峠遊覧歩道のルートは、舗装されていない道や少し急な登りもあるので、ハイヒールではきびしいと思います。

でも本格的な登山の装備は必要なく、普通にスニーカーと動きやすい服装であれば大丈夫なので安心してくださいね。

 

ぜひ軽井沢でのハイキングを楽しんできてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました